コミュニケーションを失敗から学ぶ
2020/08/16
営業活動の時代
プロジェクト・マネジャーとして携わっていたシステムの開発が終わり、
そのシステムを営業する段階になりました。
その営業活動の中での失敗から学ぶことがありました。
その後に大きな影響を与えた失敗
ある日、営業担当者と一緒にシステムのプレゼンテーションをするために、
とある物流会社の課長を訪れました。
物流会社のオフィスというのは、トラックが出払っている日中は人が少なく、
閑散としているものです。
おそらく、普段その課長は日中に人と話すことがあまりないのだと思います。
われわれが訪問すると、「良い話し相手が現れた」とばかりに、
世間話に花が咲きました。
そんな雑談というか、世間話の最中のことです。
課長がお話されていたお話のオチが読めてしまった瞬間がありました。
そして、そのオチを、私はつい口走ってしまいました。
そのとき、課長はあからさまにイヤな顔をされました。
あの表情は今でも忘れられません。
そのとき
「人の話は最後までキチンと聞くことにしよう」
と心に誓ったのです。
これは、その後のコミュニケーション人生(?)に大きな影響を与えた出来事でした。
この後、大手総合電機メーカーを退職し、独立した私は、
いよいよ心理学やコミュニケーションを学ぶことになります。
「心理学とコミュニケーションを学び始めたころ」につづく>>>
プロフィール、経歴の目次
- 基本情報
- コミュニケーションを実地で鍛えられる
- コミュニケーションを失敗から学ぶ
- 心理学とコミュニケーションを学び始めたころ
- 心理学とコミュニケーションを学んだ成果
- コミュニケーションと心理を教える側になる