「木村さんて、水みたいですね。」

この言葉は、私とは違うところでコミュニケーションを学んでいる青年とお話していたときに
言われたものです。

どういうことかと尋ねてみると、

「普段人と話していると、相手が堅いモノに感じられて、ぶつかるというか、跳ね返されるというか、
 そういう感じがするんです。

 だけど木村さんと話をしていると、水のように、柔らかいけれど、実体があって、
 そして(話が)流れている感じがするんです。」

ということでした。

さらに、

「心理学やコミュニケーションを学んでいる人で、ペーシング*やバックトラッキング*を
 する人がいるんだけど、わざとらしくてイライラすることがあるんです。

 でも、木村さんにはそれが感じられず、自然な感じがしているのが不思議です。」

とも言ってもらえました。

この青年の、感じたことを言語化するセンスがとても素敵だなと感動してしまいました。

*ペーシング
開かれたコミュニケーションができる関係性を作るために相手とペースを同調すること。
*バックトラッキング
開かれたコミュニケーションができる関係性を作るために相手と言葉を同調すること。

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