独立した私は、
「まずセールスを学ばなくては。」
と考えました。
もともと人と接するのが嫌いで苦手な私にとっては、大きなチャレンジでした。
当時、私は「最新の実践心理学*」と呼ばれていたものに興味を持ちました。
その心理学をセールスに応用するというセミナーを見つけ、受講してみたのです。
- *最新の実践心理学
- NLP™のこと。当時一部の界隈で、このように呼ばれていました。
そのセミナーで繰り広げられる内容がとても興味深く、また先生が面白い方だったので、[pc]
[/pc]のめり込むように勉強を続けました。
その心理学の特徴なのか、先生の気質なのかは分かりませんが、
「こうしたら良いよ。」
「ああしなさい。」
「こういうときはこうするべき。」
という押し付けがありませんでした。
その代わりに、
「こうすると、こうなります。」
「ああすると、ああなります。」
「どちらの結果が欲しいかによって、どうするかを自由に選択できるのです。」
という教えがあるのです。
つまり、
「こうすると人に好かれるから、こうしなさい。」
「ああすると人に嫌われるから、ああしないようにしなさい。」
という代わりに、
「こうすると人に好かれます。」
「ああすると人に嫌われます。」
「人に好かれたいときにはこうして、人に嫌われたい(好かれたくない)ときにはああすると良い。」
ということなのです。
私には、その選択できる自由さが、とても心地よかったのです。
このことは、現在の私の考え方に大きな影響を残しています。
そして、その心理学には大きな3つの柱がありました。
最新の実践心理学の3つの柱
それは、
- コミュニケーション
- イマジネーション
- 在り方
です。
コミュニケーションを実地で失敗しながら学んでいた、
- 会話や服装などで試行錯誤していたこと。
- 人の話は最後までキチンと聞くこと。
は、いずれも心理学やコミュニケーションの基本の”キ”として学ぶことだと知りました。
こうして、私は心理学やコミュニケーションを学ぶ道を歩み始めました。
もちろん、学ぶだけではなく、私生活やビジネスの場で活用、実践し始めたのです。